松茸の蒸しスープ × 大越貴酒 陳15年 / 紹興市 浙江省 中国 | ワイン通販のクレア

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松茸の蒸しスープ × 大越貴酒 陳15年 / 紹興市 浙江省 中国

Ji-Cube 2025.9~10  おまかせコース料理より4品目

~ 松茸湯 ~

 Steamed Matsutake Soup with Scallop Essence

大越貴酒 陳15年 / 紹興市 浙江省 China

だいえつきしゅ ちん15年 / ショウコウ市 セッコウ省 中国

「松茸湯」は、香り高い“松茸”を鶏肉や金華ハム、干し貝柱の旨味を重ねてつくる“清湯”で蒸した、極めて繊細で奥深い一品です。松茸の芳香が立ち上るスープは、口に含むと優しい旨味と清涼感が広がり、出汁の柔らかなコクが舌の上で静かに主張します。そこに15年熟成の紹興酒を合わせることで、スープの旨味を包み込みつつ、アルコールの強さを中和。熟成由来の香ばしさとまろやかな甘味が、松茸や清湯スープの風味と自然に同調し、香りの調和をもたらします。

このペアリングでは、“五味のマリアージュ”が特に顕著です。松茸のほのかな苦味と清湯の淡い塩味、干し貝柱の旨味、紹興酒の甘味と酸味が口中で複雑に絡み合い、単体では表現しきれない多層的な味覚の広がりが実現。テクスチュアの面でも、スープの滑らかさと紹興酒のとろみが舌触りにリズムを与え、飲むたびに口内の感覚が変化します。提供時はワインセラーの温度でお楽しみいただき、徐々に温度が上がっていくことで、スープと酒が一体となり、香りも味わいも統合されていきます。松茸の森の香りが、紹興酒の熟成香と共に立ち上がる瞬間、料理と酒がまるで対話しているかのような感覚をお楽しみいただけます。

長年の熟成を経た紹興酒は、単体でも深みがありますが、スープと合わせることでその奥行きが柔らかく引き出されます。鶏肉や金華ハムの旨味が酒に溶け込み、飲むほどに滑らかで豊かな口当たりとなり、五味・香り・テクスチュアの全てが調和した“マリアージュ”の完成形を見ることができます。静かに香りが立ち、舌の上で変化する多層的な味わい——松茸湯と15年の紹興酒の組み合わせは、和の食材と中国料理の技術、更には中国酒の伝統的技法を融合させた、深遠な一杯です。

 

Ji-Cube

ソムリエ 吉岡 喜代志

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この記事の著者

吉岡 喜代志

1976年 東京生まれ。
銀座、横浜、新宿、青山、吉祥寺など、数々のレストランでサービス、調理の修行を重ねる。2000年 日本ソムリエ協会 認定『ソムリエ』資格取得。
その後、ホテルオークラ東京「ワインダイニング バロン オークラ」にてソムリエとして研鑽を積む。
2005年同協会認定『シニア ソムリエ』資格取得。2006年 東京・赤坂に「中国料理 新葡苑 Tokyo」をプロデュース。
2009年 ㈱クレア設立。同年 六本木「ワインダイニング ル ボン ヴィボン」をプロデュース。
2010年「酒類販売小売業免許」取得。
元麻布ワインバー「Cast78」、赤坂 中国料理「メゾン ド ユーロン」などで、ワインマーケティングアドバイザー。
新宿御苑、南青山、日比谷 中国料理 「礼華グループ」にて統括ソムリエ。
乃木坂中国料理「新華」支配人 兼 シェフソムリエ。
表参道 フランス料理「メゾン ド ミュゼ(旧 1999ロアラブッシュ)」にてソムリエを歴任。
恵比寿の老舗イタリア料理店「トラットリア イル ボッカローネ」と業務提携。
2024年2月より、西麻布「Ji-Cube」との業務提携にて、佐々シェフの創りだす珠玉の中国料理とワインのマリアージュを提唱、ソムリエとして活動中。

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