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ピーマンのステーキ  × ランブルスコ アマービレ

Ji-Cube 2024.7~8 おまかせコース料理より8品目

~ 焼青椒 ~

 ピーマンをゴマ油でこんがりと焼いて、ピーマンとピータンのソースで仕上げました。

 ソースをたっぷりとつけてお召し上がりいただきます。

 NV Lambrusco Amabile  Settecani / Emilia-Romagna  Italy

  ランブルスコ アマービレ セカッティーニ / エミーリア ロマーニャ  イタリア

 「ピーマンのステーキ」というメニュー名

 一体どんな料理が出てくるのかと想像を掻き立てるような一品です。

そして完成した料理は、“まんまピーマン!” といったひと皿です。

ピーマンを丸まんま多めのゴマ油で揚げるように焦げ目がつくほどに焼きます。

ピーマンとピータンを唐辛子を加えたピリ辛のソースはペースト状。

焼きピーマンをディップに付けるようにして、かぶりついて頂きます。

ホクホクのピーマンは、特有の青臭さを感じることなく、ピリ辛で味の濃厚なピーマン(ピータン)ソースと非常に良く合います。

そんなピーマンステーキに逢わせたワインは、イタリアのエミーリア ロマーニャで造られる赤いスパークリングワイン「ランブルスコ」です。

「アマービレ」とは、【優しく・愛らしく・愛嬌のある・上品に】という意味の音楽用語ですが、イタリア語でもほぼ同様の意味で使われています。(音楽用語のほとんどはイタリア語発祥ですね。)

イタリアのワイン用語でもアマービレという言葉が使われていますが、イタリアワイン界隈では、ワインのタイプ(風味)として表される用語です。

ワイン用語のアマービレ(Amabile)には“中甘口のワイン”という意味があり、1㍑のワインに対し残存糖分(未発酵)12~45gのワインが中甘口です。

そんな、ほの甘い赤いスパークリングワインは、濃厚なペースト(ソース)に対してのシュワシュワ感、ピリ辛の味わいと甘味のあるワインと逢わせることで、お互いの個性の中和を図りました。

併せて、この炭酸感が、赤ワインでも青味の強いピーマンを受け入れてくれます。

 様々な対極の個性をマリアージュさせたひと皿をお楽しみください。

Ji-Cube

ソムリエ 吉岡 喜代志

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この記事の著者

吉岡 喜代志

1976年 東京生まれ。
銀座、横浜、新宿、青山、吉祥寺など、数々のレストランでサービス、調理の修行を重ねる。2000年 日本ソムリエ協会 認定『ソムリエ』資格取得。
その後、ホテルオークラ東京「ワインダイニング バロン オークラ」にてソムリエとして研鑽を積む。
2005年同協会認定『シニア ソムリエ』資格取得。2006年 東京・赤坂に「中国料理 新葡苑 Tokyo」をプロデュース。
2009年 ㈱クレア設立。同年 六本木「ワインダイニング ル ボン ヴィボン」をプロデュース。
2010年「酒類販売小売業免許」取得。
元麻布ワインバー「Cast78」、赤坂 中国料理「メゾン ド ユーロン」などで、ワインマーケティングアドバイザー。
新宿御苑、南青山、日比谷 中国料理 「礼華グループ」にて統括ソムリエ。
乃木坂中国料理「新華」支配人 兼 シェフソムリエ。
表参道 フランス料理「メゾン ド ミュゼ(旧 1999ロアラブッシュ)」にてソムリエを歴任。
恵比寿の老舗イタリア料理店「トラットリア イル ボッカローネ」と業務提携。
2024年2月より、西麻布「Ji-Cube」との業務提携にて、佐々シェフの創りだす珠玉の中国料理とワインのマリアージュを提唱、ソムリエとして活動中。

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