ミネラルウォーターの話し ~硬水と軟水の違い~
普段、日常的に摂取している『お水』身近なものだからこそ、拘りたいですよね!
ミネラルウォーターには軟水と硬水という違いががあります。
この違いは地域による土壌の成分や地形などにより変わってきます。
――――― 軟水の多い日本
日本は河川の長さが短く海までの傾斜が大きいので、比較的短時間で地下水が地層を流れます。
そのため水にミネラル分が含まれにくいので、軟水になります。
――――― 硬水の多い欧米
欧米は河川の長さが長く、海までの傾斜が緩やかなので、ゆっくりと時間をかけて地層を浸透して通り抜けます。
そのためミネラルたっぷりの硬水になります。
――――― 軟水の特徴
一般的に口当たりが軽く、飲みやすい。
軟水を使ってお米を炊くと、ふっくらと甘みのあるご飯が炊ける。
軟水で和風出汁をとると、旨味成分が引き立ちやすくなる。
――――― 硬水の特徴
パスタを茹でるときは、硬水がおすすめ。硬水に含まれるカルシウムが、でんぷんと結合してコシのあるアルデンテに仕上がります。
コーヒーは、コクのあるエスプレッソを淹れたいときは、硬水がおすすめ。マイルドに仕上げたいときは、軟水がおすすめ。
――――― 硬水と軟水の使い分け
せっかくミネラルウォーターを飲むのであれば、用途ごとに最適な飲み方をしていきたいですよね。
料理に使ったり、コーヒーや紅茶を飲むときに使い分けたり、きっと味わいに変化ができて面白いと思いますよ。
~・~ まとめ ~・~
💦 ミネラルウォーターには、軟水と硬水がある。
💦 硬水は “欧米”、軟水は “日本”で出来やすい。
💦 硬水と軟水は、用途によって使い分けた方がいい。